インドネシア語学習・年間計画の立て方

概要

本項では、題記“インドネシア語学習・年間計画の立て方”について思うところを整理して見たいと思います。内容は、A/B級受験を前提としましたが、無論C級の受験にもアレンジが可能だと思います。

A/B級試験は、年間二回(一次は1月と7月、二次は3月と9月)となります。本来一回の合格を目指すとすれば、半年の計画で充分ではと思われるでしょう。では、何故年間計画としたのか?これは私の経験からA/B級は中々一回での合格は難しいと感じるからです。皆さんには、是非一回で合格して頂きたいと思っていますが、一回落ちたからと言って落ち込まず、引き続き年間計画にそって学習を続け、次の回に挑戦する必要があります。私は、B級合格に5年(10回受験)を費やしました。受験料も馬鹿になりませんね。

年間計画のポイントは、頭の切り替えです。実は、年間二回の試験を受けるとなると、一次試験・結果発表・二次試験・結果発表と3-4か月を費やします。よって、これを年間二回繰り返すと、結構な時間を試験やらその結果を意識して悶々と時間を過ごすことになり、日常的な学習が手薄になってしまいます。

よって、日常習慣的に続ける内容とそれに加えた試験前対策をうまく組み合わせて頂きたいと考えます。

期間学習内容日常の学習
12月-翌年1月中一次試験前対策通年を通して実施していく
日常のルーティン
(1月一次試験)
1月中-3月初二次試験前対策ー::ー
(3月二次試験)
3月中-4月,5月通常学習ー::ー
6月-7月中 一次試験前対策
(7月一次試験)
7月中-9月初 二次試験前対策ー::ー
(9月二次試験)
9月中-10月,11月 通常学習ー::ー
年間学習計画のイメージ

試験前の対策(一次)

  • 一次試験一月前からは、過去問に集中する
    二年四回分で充分だと思います。先ずは、問題を良く読み、そのパターンを覚える。B級からは設問もインドネシア語となります。又、A級では往々にして設問自体に不明な単語が入って来ますので、漏れなく覚えてしまいましょう。
  • 答えも覚える迄繰り返す
    何回もやるうちに、答えも覚えてしまいますが、構わず進めましょう。但し、この際に自分なりの文法的なロジック、解釈を付けて覚えましょう。これにより、類似設問への瞬間的な対応が可能となって来ます。
  • 単語は無理に増やさず既出の単語を確実なものに
    新しい問題に挑戦すると、必ず分からない単語が出て来ます。試験直前は、無理に新たな単語は増やさず、既にピックアップした単語、又は上記過去問内の単語を完全に覚えるようにしましょう。
  • 試験時間を意識した実践的な学習を
    B級一次=90分、A級一次=100分です。これを一セッションとして毎日繰り返すと、時間的な感覚が身に付き実際の試験時に役立ちます。特に、冒頭の長文読解のスピードアップは欠かせません。但し、内容を充分に理解出来るようにすることが必須です。

試験前の対策(二次)

一次試験が終わると、約一か月強はその結果待ちの時間となります。私の場合、この間は中々気が落ち着かず、結果が出るまで二次の対策をする気持ちになれず悶々としながら待つだけとなっていました。然し、これが年間二回あると、一年の内、ほぼ三カ月(四分の一)を何もせずに過ごしてしまうことになります。よって、一次の結果を待つ間も、直ぐに二次試験の対策を進めましょう。

  • 二次対策もやはり過去問中心の反復練習を
    二年四回分、可能ならば三年六回分の二次試験問題を抽出、過去問題集にCDが付いていますのでこれを利用。可能ならば二次部分のみをPC等に取り出し、リピート再生出来るようにするのがベストです。
    分からなければ、過去問から文面を読解し、意味を覚えて且つ文章全体を暗記する位繰り返してみましょう。(A級の二次試験時は、文章はありません。)
  • 設問もきちんと聞き取れるように
    設問は一問一問聞き方が異なります。“正解を問う”設問、又“不正解を問う”設問もあり、毎回これを捉える必要があります。よって、設問の内容を瞬時に捉える、反射的な理解力が必要です。これは唯一繰り返しによって身に付くものだと思います。
  • 追加の教材は事前に準備しておきましょう
    余裕がある場合は、現地新聞 Kompas 等から一定のテーマを選び、見出しとリード部分及びMax一節を抜き取る。現地にいてプライベートのレッスン等を受けていれば、先生にお願いをして問題を作成して頂き、ビデオ等に録画・録音しこれを教材として利用します。これは結構時間が掛かるので、二次試験直前で無く、日常の学習の中で準備しておくと良いでしょう。

日常の学習

日常の学習に付いては、皆さん各々の状況によりレベルに合わせた学習を進められていると思います。日本にいるか、或いはインドネシア現地にいるか?独学か、クラスに通っているか、プライベートレッスンをお願いしているか等々個々に異なると思います。よって、ここでは毎日のルーティンに落とし込みたい項目を記述してみます。例えば、週一回から二回のレッスンを受けても、それだけでは不充分。先生はあくまでペースメーカーとして、分からない内容を確認するといったレベルで考えた方が良いでしょう。

  • 語彙(単語数)を増やす
  • 新聞の見出し(テーマ)とリード(前文)を読み込む
  • テレビ・動画からインドネシア語生音声を聞きこむ

これらを合わせて20-30分、毎日実施することが大切です。
これらのルーチン化で大切なことは、これらのインフラを整えて毎日簡単にアクセスできるように準備をしておくことです。昨今は、日本にいてもモバイル、ユーチューブ等を利用することにより、豊富な情報源にアクセスが出来ます。隙間時間に利用できるようにするところから始めましょう。

大切なこと

冒頭にも述べましたが、一度の受験で仮に落ちても諦めず、一喜一憂せずに淡々と日々のルーティンを繰り返して下さい。一回の受験は、一次二次を含め、日程が過密となります。よって個人的には一年、二回受験で合格を目指す程度のスパンが良いかと考えております。
言語能力はリニアには向上して行きません。自分の気が付かないうちにグーンと伸びるものだと思います。“継続は力なり”頑張って参りましょう。その他、“B級合格体験談”等、関連する記事を載せていますので、メニュー“インドネシア語講座”から必要な項目を選んで参考にして見て下さい。

Yama

投稿者: Yama

こんにちは。 Yama です。 定年を迎え、ブログを立ち上げます。 インドネシアに長くおりましたので、インドネシア語の勉強法などなどで、少しでも皆様のお役に立てればと思います。

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