インドネシア語に於ける外来語
インドネシア語に於いても、昨今の外来語(英語)の流入は著しいものが有ります。過去に時として、インドネシア語保護政策により、外来語の使用が制限されたり、又業務ビザの取得にインドネシア語が必須になる法規が制定されるとの噂が立ったりと、様々な動きがありますが、やはり外来語の流入を食い止めるのは困難なご時世なのでしょう。ここではインドネシア語検定にも頻出の問題、pengindonesiaan及び kata serapan に付いて考察して見ます。
ここで、日本語に付いて少し考えて見ますと昨今はもの凄い量の英語が入って来ており、これらが常用されています。現にあらためて日本の新聞を俯瞰して見ると、なんとカタカナ表現が三分の一程に及びます。全てが外来語とは限りませんが、驚く量です。又、ご存じの如くカタカナ英語は中々実践では通じない、又は意味すら異なるケースも多く見られます。よって、pegindonesiaan についても、このような理解を持って接する必要があります。インドネシア語に合わせて微妙な変化をしていますので。
pengindonesiaan とは
中々理解が難しい単語ですが、単的に言えば“インドネシア語化したもの、プロセス”となる。つまり、外来語をインドネシア語に置き換えるとどのような表現になるか、と言うことです。通常英語のまま使いますが、インドネシア語でいうとこうなりますという単語群を表します。
pe + an が接頭・接尾に付くことで、名詞形を取り、プロセスや方法を表す一連の単語群を表す。但し、原形のIndonesiaがIで始まることから、Iの前にgが付くことから、それがngとなり、peng-となる。
複雑ですが、“インドネシア語で何というの?”を問う問題であると理解しましょう。“pengindonesiaan kata asing”となると更に明確かと思います。
kata serapan とは
外来語からの借用語となります。serap は吸収する、或いは(外来語)を借用するとの意があり、serapan で名詞形、kata srapan で借用語となります。よって、本来は“外来語(英語)そのもの”となります。よって、上記のpengindonesiaan がインドネシア語にすると?に対し、kata serapan は、外来語そのままの単語を表します。ところが、これが又そのままでなく、微妙にスペリングが変わって来ます。この正誤を問われますのでインドネシア語に変化したスペルを覚えておかなければなりません。
インドネシア語検定A/B級での出題
過去問から見て行きますと、A/B級ともほぼ毎回pengindonesiaan 或いはkata serapan に関連する問題が出題されています。
【Ⅱ】Soal Tata Makna 又は、【Ⅲ】Soal Tata Bahasa 各10問の中で出題されています。いずれも四択にて、正しいもの或いは誤っているものを選択回答します。
出題サンプル
*主に2019-2020A/B級検定試験より抜粋、誤った表現は、使わない表現/スペル違いを含む。
*ご利用に当たっては、再度辞書等で内容をご確認の上、ご理解を深めた上でお使い下さい。
傾向と対策
- 昨今、英語の流入も多く常時Updateが必要
- IT(コンピューター関連)の語句は、ほぼ英語のまま使われるケースが多く、知らないと思いつかないインドネシア語の単語が多い
Upload=unggah/Download=unduh 等もかなり出題されています。 - 日常会話でも英語のまま使われるケースが多く、逆にインドネシア語の方が通じ難いケースも多い
- 英語の引用では、インドネシア語の発音に合わせ、スペルが変形しているケースも多く、英語表記だと誤りになる為、注意が必要
以上の様に、予備知識が無いと中々正解を見出すのが難しい場合が多いので、ジャンル毎に理解を深め一度でも見ておく必要があります。又、一度でも見ておくと正解を含む選択肢が用意されていますので、比較的簡単に正解を選ぶことが出来ます。短縮形(Singkatan) 等も含めて自作の単語帳に追加をしていくのがお勧めです。
