【頻出】インドネシア語化した外来語(pengindonesiaan)

インドネシア語に於ける外来語

インドネシア語に於いても、昨今の外来語(英語)の流入は著しいものが有ります。過去に時として、インドネシア語保護政策により、外来語の使用が制限されたり、又業務ビザの取得にインドネシア語が必須になる法規が制定されるとの噂が立ったりと、様々な動きがありますが、やはり外来語の流入を食い止めるのは困難なご時世なのでしょう。ここではインドネシア語検定にも頻出の問題、pengindonesiaan及び kata serapan に付いて考察して見ます。

ここで、日本語に付いて少し考えて見ますと昨今はもの凄い量の英語が入って来ており、これらが常用されています。現にあらためて日本の新聞を俯瞰して見ると、なんとカタカナ表現が三分の一程に及びます。全てが外来語とは限りませんが、驚く量です。又、ご存じの如くカタカナ英語は中々実践では通じない、又は意味すら異なるケースも多く見られます。よって、pegindonesiaan についても、このような理解を持って接する必要があります。インドネシア語に合わせて微妙な変化をしていますので。

pengindonesiaan とは

中々理解が難しい単語ですが、単的に言えば“インドネシア語化したもの、プロセス”となる。つまり、外来語をインドネシア語に置き換えるとどのような表現になるか、と言うことです。通常英語のまま使いますが、インドネシア語でいうとこうなりますという単語群を表します。
pe + an が接頭・接尾に付くことで、名詞形を取り、プロセスや方法を表す一連の単語群を表す。但し、原形のIndonesiaがIで始まることから、Iの前にgが付くことから、それがngとなり、peng-となる。
複雑ですが、“インドネシア語で何というの?”を問う問題であると理解しましょう。“pengindonesiaan kata asing”となると更に明確かと思います。

kata serapan とは

外来語からの借用語となります。serap は吸収する、或いは(外来語)を借用するとの意があり、serapan で名詞形、kata srapan で借用語となります。よって、本来は“外来語(英語)そのもの”となります。よって、上記のpengindonesiaan がインドネシア語にすると?に対し、kata serapan は、外来語そのままの単語を表します。ところが、これが又そのままでなく、微妙にスペリングが変わって来ます。この正誤を問われますのでインドネシア語に変化したスペルを覚えておかなければなりません。

インドネシア語検定A/B級での出題

過去問から見て行きますと、A/B級ともほぼ毎回pengindonesiaan 或いはkata serapan に関連する問題が出題されています。
【Ⅱ】Soal Tata Makna 又は、【Ⅲ】Soal Tata Bahasa 各10問の中で出題されています。いずれも四択にて、正しいもの或いは誤っているものを選択回答します。

出題サンプル

*主に2019-2020A/B級検定試験より抜粋、誤った表現は、使わない表現/スペル違いを含む。
*ご利用に当たっては、再度辞書等で内容をご確認の上、ご理解を深めた上でお使い下さい。

傾向と対策

  • 昨今、英語の流入も多く常時Updateが必要
  • IT(コンピューター関連)の語句は、ほぼ英語のまま使われるケースが多く、知らないと思いつかないインドネシア語の単語が多い
    Upload=unggah/Download=unduh 等もかなり出題されています。
  • 日常会話でも英語のまま使われるケースが多く、逆にインドネシア語の方が通じ難いケースも多い
  • 英語の引用では、インドネシア語の発音に合わせ、スペルが変形しているケースも多く、英語表記だと誤りになる為、注意が必要

以上の様に、予備知識が無いと中々正解を見出すのが難しい場合が多いので、ジャンル毎に理解を深め一度でも見ておく必要があります。又、一度でも見ておくと正解を含む選択肢が用意されていますので、比較的簡単に正解を選ぶことが出来ます。短縮形(Singkatan) 等も含めて自作の単語帳に追加をしていくのがお勧めです。

(頻出)インドネシア語短縮形(singkatan)

頻出インドネシア語短縮形30選

インドネシア語の語彙に付いても、様々な表現があり単語と同様にそのバリエーションを理解し覚える必要があります。

singkatan略語組合せ単語の頭文字のみを組合せ
akronim略語(頭字語)複数の単語の頭文字数語を繋げる
antonim反義語反対の意味を持つ単語
sinomin同義語同義、同じ意味を持つ単語
語彙の分類例(サンプル)

今回は、短縮形に付いて記載しますが、注意点として、singkatanとakronimがあります。通常、両者共にsingkatanとして扱われるケースも多いように感じますが、singkatanは複数の単語の頭文字のみを大文字にて示すもの、akronimは頭字の数文字を組み合わせて、あたかも一つの単語のように記すものと理解されます。akronimは基本的に語呂合わせで発音し易い場合に形成されるようです。


ATM Anjungan Tunai Mandiri 自動現金預け払い機
BKPM Badan Koordinasi Penanaman Modal 投資調整庁
BUMN Badan Usaha Milik Negara 国有事業体(国資本50%以上)
DI Yogyakarta Daerah Istimewa Yogyakarta ジョグジャカルタ特別州
DKI Jakarta Daerah Khusus Ibukota Jakarta ジャカルタ首都特別州
DPD Dewan Perwakilan Daerah 地方代表議会
DPR Dewan Perwakilan Rakyat 国民代表議会
HAM Hak Asasi Manusia 基本的人権
KITAS Kartu Izin Tinggal Terbatas 一時滞在許可証
    *昨今は、電子化によってKartu(カード)が無くなり、
     ITASと呼ばれています。
KPK Komisi Pemberantasan Korupsi 汚職撲滅委員会
KTP Kartu Tanda Penduduk 住民登録証
MK Mahkamah Konstitusi 憲法裁判所
MPR Majelis Permusyawaratan Rakyat 国民協議会
PBB Perserikatan Bangsa-Bangsa 国連
pemilu (*) pemilihan umum 総選挙
(*)akronimの例
PHK Putus Hubungan Kerja 解雇
PLN Perusahaan Listrik Negara 国営電力会社
PLTN Pembangkit Listrik Tenaga Nuklir 原子力発電所
PSBB Pembatasan Sosial Berskala Besar 大規模社会制限
RUU Rancangan Undang-Undang 法案
SD Sekolah Dasar 小学校
SDM Sumber Daya Manusia 人的資源、ヒューマンリソース
SIM Surat Izin Mengemudi 運転免許証
SMA Sekolah Menengah Atas 高等学校
SMK Sekolah Menengah Kejuruan 職業科高等学校
SMP Sekolah Menengah Pertama 中学校
SPBU Stasiun Pengisian Bahan Bakar Umum ガソリンスタンド
TKI Tenaga Kerja Indonesia インドネシア人出稼ぎ労働者
TNI Tentara Nasional Indonesia  インドネシア国軍
UUD Undang-Undand Dasar 憲法

*上記の30語は、2019年と2020年A/B級インドネシア語技能検定試験の出題問題からの厳選、及び通常頻繁に使われる数語を組み合わせて見ました。良く使われますので覚えておいた方が良いでしょう。

短縮形の覚え方(試験対策)

1)短縮形の専用辞書(単語帳)を作る
試験に於いても、読解問題を含めて多くの短縮形が出て参ります。常用されない短縮形に付いては、問題文中に説明(短縮前の全ての語句)が書かれているケースが多いです。然し、これらが即理解出来るように自作の単語帳には、短縮形を含めておくか、或いは短縮形だけをまとめた専用辞書を作ることもお勧めです。

2)辞書によっては、短縮形をまとめた章がある
それぞれの辞書のコンセプトによりますが、ある程度語彙の多い辞書になると、巻末に短縮形をまとめて記載している辞書もありますので非常に参考になります。又、辞書中にちりばめられているケースもありますので、1)の如く自分の辞書(単語帳)を作ると効率的に見返すことが出来ます。

3)政治(政府機関名)、法律関連に短縮形が多い
A/B級の試験問題(読解を含む)には、政治、法律関連の出題が多いものです。特に政府機関(省庁)の名称は長いものが多く、短縮形が使われるケースも多くなります。又、これらは度々省庁の組み合わせや新設によって変化しますので、常日頃の新聞記事やニュースからアップデートしていく必要があります。又、日本にはない省庁の組み合わせもありますので注意が必要です。PSBB=大規模社会制限、などもコロナ禍で生まれた新しい短縮形です。

4)singkatan と akronim
冒頭にも記しましたが、singkatanは構成単語の頭文字のみ、akronimは、各構成単語の頭文字から数語を取り出し繋げたものとなります。私の理解として、これは単に言い易い言葉を形成する為であり、特段の理由は無いように感じています。又、辞書から見るとakronimは、一つの単語となり、小文字で記載されているようです。
当初は、akronim(略語、頭字語) と antonim(反意語)が覚えられずに苦労しました。設問においてはantonim(反意語)を問う問題の方が多く見られます。

5)更に多くの短縮形があります
上記30選は、短縮形の極一部です。決してこれだけ覚えておけば良いというものではありません。更に、日々の学習の中で出て来る短縮形は、リストに加え積み上げて行きましょう。分かってくると中々興味深いものも多くあります。又、インドネシアの人に聞いても、短縮形は分かっても、中にはフルセンテンスを知らない人もいますのでご安心下さい。

【参考資料】短縮形一覧43語

上記30選に加えて、下に30語を含む43語リストを添付致します。これは、2019-2020年、A/B級試験問題からの抜粋と日常頻出する短縮形を加えていますのでご参照下さい。
*尚、日本語訳は皆さまが更にご確認の上、ストンと自分の腑に落ちる訳を使って下さい。辞書によって多少訳の異なるケースも御座いますので。

インドネシア語技能検定試験A/B級受験心構え

来年1月のインドネシア語技能検定試験、一次試験を一月後に控えて勉強に励んでいる方も多いかと思います。ブログ内の別項にてB級合格体験談等も記載しておりますのでご参照頂ければと思います。ここでは、直前の勉強方法と実際の試験での取り組み方に付いて、経験をもとにお伝えしたいと思います。

尚、私事ですが10年前のB級合格までに一次試験10回、又A級の一次試験にも数回チャレンジしていますが、A級は現在まで不合格です。

インドネシア語検定B級合格体験(一次試験)

インドネシア語検定B級合格体験(二次試験)

1)試験直前1カ月の勉強方法

特に、1月の試験は正月休み明けと言うこともあって、年末から年始の多忙さから充分な時間を確保できないケースも多いかと思います。
この時期は、慌てて新たな単語を覚えたり、新たな設問に挑戦したりするのは、余りお勧め出来ません。それよりも今までやってきた参考書、或いは過去問2回分くらいに絞って、何度も繰り返して瞬間的に答えが浮かぶようにした方が良いでしょう。
この際、各問題に対する答えを覚えてしまい、役にたたないのではと考えることもありましたが、瞬間的に答えを察知し且つ自分なりに、どうしてと言うロジックを確認していくことが大事だと思います。こうすることによって、出題が変わってもそのロジックを応用することが可能となります。又、単語についても新たな単語に手を出さずに、2回分の問題の中にある単語を更におさらいするくらいが良いかと思います。

過去問の実践に当たっては、A/B級各々の筆記試験時間、A級100分、B級90分を意識してこの時間内で完了するように練習しましょう。時間は足りないと感じますが、1.5時間の集中力を持つことは非常に大切です。

2)設問の内容と意味を理解しておく

過去約15年間を見ても、出題のパターンは変更が有りません。A/B級に付いてもほぼ同じ設問となっています。又、採点は各項目の平均点となるようですので、得意項目で点数を稼ぐことも可能ですが、合格点が65-70ポイントであることから、仮に一項目で満点がとれたとしても、他の項目もある程度の点数をとっておかないと、中々カバーすることは難しいと思います。要は全体的な語学力アップが必要ということなのでしょう。

A/B級からは設問は全てインドネシア語となります。設問の並びはA/B級とも同じですが、変更となる可能性もありますので、問題は良く読むようにしましょう。

A級/B級設問の概要


「1」 Soal Teks(文章読解問題)
A4約一枚の文章に対する読解問題です。
文章に関連する10問の設問(四択)が有ります。設問に対し最も適切な回答を選ぶことになります。文章は、現地新聞Kompasからの引用が多いようです。内容は、固有名詞を含む限定的な話題よりも、一般的な内容が多いようですが、A/B級になりますと、政治・経済・医療・環境等の話題が多く、冠水・気候・渋滞などの極日常的な話題は少なくなってきます。普段余り馴染みが無く、読み慣れていないと専門用語も含めて、難易度は上がります。
*設問では、・・・の段落に付いて、と言うように段落内の内容を聞いてくるものが多いので、4-5の段落毎に起承転結を意識して概ねどんな事を言っているのかを抑えることに留意しましょう。
*ここで注意事項は、各設問の中に(sesuai 又は tidak sesuai) のどちらかが入り、文章内容に沿っているもの、或いは逆に沿っていないものと、各々の問いで回答の選び方が全く逆になっているケースがあります。熱くなっていると、解いているうちにどちらを選んでいるのかを忘れ、本当は間違い選びの問題なのに、“おー、これは正しい”と正しいもの選びをしてしまうケースが多いです。よって、正しいものを選ぶのか、正しくないものを選ぶのか各問い毎に確認し、回答を進めることが大切です。


「2」 Soal Tata Makna(語彙に関する問題)
語彙にかんする設問10題です。設問から、その意味を表す単語、又は短文の中に空欄があり、そこに適する語彙、同意語、反意語、類似語等々を縦横無尽に聞いてきます。 ここでも、先ずは問題の意味を捉え間違うと回答もおぼつかないので、過去問の問題のみ(回答はもちろんですが、その前に問題を)を何回も読んで、問いの意を掴む練習をしておくと良いでしょう。語彙に付いては、非常に難易度が高く、設問内の聞かれている単語自体を知らない、又回答の四択もほとんど分からないというケースも頻発しました。語彙に関しては、考えても正解が出て来るものではありませんので、全くわからなければ、余り一問に固執せずに、当てずっぽうでどれかを選び、次へ進む方が良いかと思います。


「3」 Soal Tata Bahasa(文法に関する問題)
文法問題10問です。各問題共、最も適切な、当てはまる回答を選ぶことになります。ここでは、広範囲の文法に関する問題が出題されますが、出題が多方面に渡るので、やはり問題自体もかなり理解が難しくなって参ります。先ずは、問題文を何度も読んでその意味を捉える練習をしておきましょう。kata baku (標準語・正式な言い回し)や kalimat yang rancu (混乱した文章)等々結構聞きなれない文法上の単語も出て来ます。これらが分からないと、回答以前の問題となりますので、事前学習が必要だと思います。先ずは、事前勉強で文法上の専門用語を理解し、問題の意を十分に理解しておきましょう。設問自体がすでに理解度の確認を含んでいると考えて下さい。


「4」 Soal Terjemahan(翻訳問題)

ここでは、インドネシア語の文章を日本語に翻訳し、そのまま解答用紙に記述する問題が五問あります。ここで初めて日本語を記述することになります。私も、結構漢字が書けずに泡を食うケースがあり一部ひらがなで記載した経験も御座います。とにかく書かないと点数にならないとの判断です。 又、単語が一つ分からなくても、翻訳は難しくなりますが、ここは文脈から単語の大意を掴み、何とか理論的な文章を作り上げるようにしましょう。全く書かないと、点数は付きませんので。

その後に、日本語からインドネシア語への訳が5問ありますが、こちらは四択となります。インドネシア語の文章が示され、その中から正解を選ぶ形式です。ここでは、文章が結構長いことから、一問当たり4択、全部で20の文章を読むことになりますが、これは時間的にかなり厳しいものがあります。よって、要となる単語を追って、明らかに違うものを落としていき、正解を導く手法が必要となります。大体の設問では、この要となる単語が4択の内、2-2で同じものが入っており、二つのKEYとなる単語が分かれば、全文を読まずして正解を導くことが出来ます。この方法で数問を解くことが出来れば、20の文章を全て読む時間を短縮することが可能となります。


「5」 Soal Menyimak(ヒアリング問題)
*Kalimat mana yang sesuai dengan pernyataan tersebut?
*Kalimat mana yang tidak sesuai dengan pernyataan tersebut?

最後のヒアリングテストです。筆記試験の時間が終わると、放送による自動案内でヒアリングテストに突入します。ここまで来ると、“まな板の上の鯉”状態です。否応なしに鉛筆を置き、疲れ切った頭を一旦空にして、放送に聞き入りましょう。書かれたものは何も見ることが出来ません。ヒアリングのみが頼りです。同じ内容が二回繰り返されますが、何とか一回目で目星をつけて、マークシートに記入。一回目は自信が無ければ、塗りつぶさずにマークのみ、2回目で確定しましょう。ここでは、各設問毎に頭をリセットすることが大切です。前問を引きずっていると、次の問題に対処出来なくなりなりますので、設問毎に頭をリセットして次の問題に望みましょう。
また、ここでも筆記の項で述べましたように、(sesuia と tidak sesuia) つまりは、“内容が正しいもの”或いは“内容が正しくないもの”を選ぶのか、問題毎に異なります。うっかりすると、間違い探しをしているのに、おー正解があったと正解を選んでしまうケースが、分かっていても往々にして発生します。頭をクリアーにして設問を叩き込みましょう。

3)受験時の回答順と時間配分

筆記試験は、A級が100分、B級が90分です。いずれもこの時間が経過すると、自動的に録音音声によりヒアリングの試験に移行します。ヒアリング試験は、A/B級共に20分です。よって、必然的に手を止めなければなりません。この筆記試験の時間は何といっても足りない事になります。少なくとも、私の場合はほとんどの回で時間不足でした。但し、B級合格時辺りの回では、分からない項目は諦めるにしても、一応一通りやり切った形にはなっていました。無論、見直しや、分からずに飛ばしたところに戻るといった余裕は全くありません。

一つに、問題へのアプローチとして、先に語彙文法等の項目、或いは得意な項目を先に手を付け、最初の読解問題を後回しにする等、様々なやり方がある様です。人それぞれですが、私はやはり問題用紙の順に解いていくのが良いのではと思います。回答用紙の位置を間違えて、違う欄を埋めたり、飛ばしたりといった心配も無くなりますので。何度か、「2」の設問以降の順番入れ替えも試みましたが、早く前に戻らなければと、逆に気が焦ってうまくいきませんでした。
但し、読解問題についてはMax40-45分程度と決めて、見切りを付けるようにした方が良いと思います。ここで余りに時間を掛けると、以降の設問に充てる時間が少なくなり慌ててしまいます。尚且つ、全てが終わってから再度この長文読解に戻って、読み直し確認をすることは、時間的にまず無理だと思います。よって、確実にケリを付けてから先に進むのが良いでしょう。最後に、語彙や文法のところは、分からなくても飛ばさず、即決或いは、無理やりの当てずっぽうでも、どれかを選択して、マークシートを塗りつぶしておくことをお勧めします。時間との戦いとなりますので。

4)まとめ

上記の如く、試験直前の勉強方法と試験時の取り組み方を自らの約20回の受験経験から整理して見ました。
試験前は、余り多くの新しい知識を詰め込まずに、既に学んだ内容を再確認し確かなものにしましょう。又、試験問題のパターンとその設問の内容が十分に理解出来るように、問題文を繰り返し読んで問題文の理解を深めましょう。そして、いざ本番となったら、焦らずに設問順に、且つ時間配分を考えながら回答を進めて行きましょう。分からない単語は毎回必ずや出て参りますので、もし分からない単語があっても、慌てずに文脈からの推察をフル活用して大まかな意味を掴んで行きましょう。分からない単語は、考えても分かりませんので、余り悩まずにスルーすることも大切です。それでは、皆様のご検討を祈願致します。より多くのA/B級合格者が生まれることが、私の願いでもありますので。

インドネシア語検定二次試験対策

インドネシア語検定二次試験傾向と対策

インドネシア語技能検定試験のA/B級に関しては、一次試験合格後にインタヴュー形式の二次試験が行われます。一次試験から二次試験迄の時間は約二か月で、一次試験の結果発表に概ね一月掛かることから合格確定後に二次対策を始めると、後手に回ることになります。よって、一次試験が終わったら一息付いて、直ぐに二次対策に突入することをお勧め致します。一次試験が“うーむ、今一つだった。”と思っても気を緩めずに二次試験を目指した勉強を始めましょう。勿論一回の受験で合格することが理想ですが、語学能力はリニアには向上しません。ある時グーンと伸びるものです。よって、この時期の二次対策はその後のご語学力向上にも大きく寄与するものと思います。
そこで、今回は二次試験の内容と出題傾向を分析し、対策を講じて参りましょう。

A/B級二次試験の内容

二次試験の内容は、要約すると下述となります。
詳細は、検定協会のホームページをご参照下さい。

B級;試験時間約7分
・試験会場で渡される文章(B5判の半分程度)の黙読1分
1分経過すると合図があり、即停止。
・その後、同一文章の音読
時間制限は無し。但し読み方、発音も採点対象となる。
・面接官(インドネシア人)による質問5問
最後の一問は、題材に関する個人の意見が問われる。

A級;試験時間約10分
・録音音声を2回連続して聞く
書面は無し。
・聞き取った内容をインドネシア語で要約
メモは可能。
・面接官(インドネシア人)による質問5問
最後の一問は、題材に関する個人の意見が問われる。

*尚、二次試験は一次試験合格後二回目に付いては一次試験が免除となる制度になっていますので、二回チャンスがあると考えて下さい。詰まり一次試験合格後即二次試験を受験し、万が一二次試験不合格となった場合、次の二次試験迄、6カ月間の時間的猶予が取れることとなります。無論、一発での合格を目指しますが、、、

試験は時間の関係もあって、事務的に行われます。受験番号、氏名の確認はあるものの、自己紹介やフリートーク等は一切ありません。
淡々と手順に沿って進められ、回答出来ないと、即次の設問に移ります。集中力と、頭の切り替えの早さが問われます。A級に関しては、受験経験がありませんが、B級が文章を見て、読むことが出来るのに対し、メモが可能とは言え録音音声を二回聞くだけとなりますので、如何に大意を掴めるかがポイントとなります。

A/B級二次試験(2020年から2015年)出題傾向と分析

B級二次

ジャンル内容出典
57文化地域民族舞踊Detik.com
56社会・経済密輸輸入ルートに付いてSindonews.com
55社会・ITAIによる人材選別Kompas.com
54文化・職業年代による仕事文化の変換Kompas.com
53経済・物価もち米価格の急騰Detik.com
52社会・教育読書週間の低さliptan6
51文化・社会赤道直下のカーニバルKompas.com
50文化・社会ムラピ火山へのお供えAntaranews.com
49社会ゴミに関する考え方を変えるAntaranews.com
48社会選手、商業パイロットへの道Antaranews.com
47文化・歴史マイムン宮殿の歴史Indonesia.travel
46渋滞・洪水渋滞(ジャワ北側道)bbc.co.uk
B級二次試験出題傾向

B級は、社会・経済・文化・歴史等々テーマは広範囲に及び、特定することは難しいと思います。然しながら、10年前の出題傾向、渋滞・洪水・インフラ等生活に密着した話題から、文化・社会・歴史等日常生活に直結しないテーマが多く、難易度は上がっているように感じます。出典も様々で、特定するのは難しそうです。
テーマを一読すると、何とか追従出来ますが、比較的使用頻度の低い単語が入って来ますので、読めば分かる程度の記憶が必要かと思います。以下、数単語サンプルを挙げて見ます。
selundupan;密輸 / khatulistiwa;赤道 / dirgantara; 空         PANTURA=pantai utara (ジャワ島東西を結ぶ北海岸線道路の略)

A級二次

ジャンル内容出典
57自然・環境人類の所業の結果Kompas
56環境・汚染人間の吸う空気の質Kompas
55経済・法律資金洗浄・違反行為Kompas
54政治・軍事インドネシア連合軍
不参加の理由
Tempo.co
53文学・地方地方知識の文学取り上げKompas
52政治・社会首都移転の件、受止め方Mediaindo.com
51環境エネルギーキャッサバの発電利用Antaranews.com
50社会・医療東ジャワの結核Kompas
49海洋・漁業海洋・漁業教育の強化Kompas
48産業・資源鉄鋼業、エネルギー削減科学委員会サイト
47伝統武術・文化インドネシア武術
世界に広まる先祖遺産
Merdeka
46社会・自然地下水;税金から紛争迄Majalah Tempo
A級二次試験出題傾向

A級も、政治・法律を中心としたテーマから、特に社会・環境問題に付いても幅広く出題されています。内容もより一層深くなり、私のレベルではかなりの頻度でテーマ自体に初めての単語が出て参ります。テーマ自体が理解出来ないと、続く文章の理解に支障がありますので、一層語彙を増やしておく必要があります。
出典についても様々ですが、Kompasからの引用が比較的多いようです。以下、私の範疇を超える単語をいくつかサンプルとして挙げてみます。
ulah; 仕業、所業 / hirup; 吸う/ koalisi; 連立、連合 /
kearifan; 知恵 / tuberkulosis; 結核 / mutlak; 絶対的

*A/B級共、ジャンル・内容に付いては個人的な理解の元に意訳をしております。あくまで概要と傾向を掴む為のものですので、学習の際には検定協会発行の公式過去問題集を使って、個々に確認を取って頂くようお願い致します。

二次試験難易度

B級
無論難易度は高くなりますが、出題テーマや語彙に付いてもまだ想像の範疇と言えるでしょう。又、黙読のスピードアップの学習と合わせ音読を合わせることによって、大意を掴むことは可能かと思います。
一次試験と合わせ総合力のアップにより、合格が可能となるでしょう。

A級
受験経験が無いので何とも言い難いですが、かなり高難易度と言えるでしょう。仮に日本語で同様の試験を行っても、スムーズに回答出来るか分かりません。インドネシア語も去ることながら、それに合わせて国語の聴解力、記憶力、要点のまとめ、内容理解等総合的な語学力が問われる問題です。インドネシア語の単語に付いても、日常会話の域を逸脱していますが、キーワードが分からないと内容の充分な理解が出来ず、要約や質問への回答が困難になるでしょう。

試験対策(勉強のポイント)5項目

  • (1)過去問題の徹底解析と、A級に関してはCDを使った繰り返し学習により、試験のパターンを頭に叩き込む。
  • (2)Kompas (現地新聞)の見出しとリード(前文)を毎日2-3テーマ選出し読み込む。これは、一次試験にも有効です。
    尚、黙読のスピードアップも大切です。意味を掴みながら如何に早く読めるかを意識して訓練していきましょう。
  • (3)不明な単語は、マークし見出し全体でその意味を理解する。無論、暗記するに越したことはありません。
  • (4)政治・法律・文化等、通常余り興味が無い分野(人によりますが)に意識的に目を向け、上記(2)(3)項を繰り返す。
  • (5)ネイティブの先生に、新聞の見出し・リード(前文)を音読してもらい、これを録音又は録画し、繰り返し学習する。内容は特に馴染みの薄い政治・法律等、取っ付き難いテーマをあえて選定する。
    (5)項は、現地の方が好ましいですが、いない場合は自分自身での対応も可能です。

試験時の対応方法(注意項目)

  • 音読、発音も採点対象となりますので、ゆっくり且つはっきりと話すことが必要です。
  • 黙っていると、0点となりますので、自信が無くてもレスポンスすることが重要です。B級に関しては文章が手元にありますので、狙いを定めて回答する価値はあります。
  • 質問の聞き直しは、一度迄が限度のようです。初回で聞き取れない場合は、聞き直すことは可能かと思いますが、全問聞き直しとなるようでは合格は困難かと思います。   

頭が真っ白にならないように、落ち着いて冷静に取り組む。ここまで来ると中々テクニカルな対処は難しくなります。充分な準備をして自分の能力に自信が持てるようにして試験に 望みましょう。
添付に、B級二次合格体験談を添付しますので、ご参考にして頂ければ幸いです。

インドネシア語検定B級合格体験(一次試験)  

その長き道のり

インドネシア語を勉強する皆様、そしてインドネシア語検定試験を受験される皆様に、お恥ずかしながら、その顛末をご報告致します。そもそもB級に合格したのは10年前のこととなります。又、その後A級合格を目指し数次に渡り受験をしておりますが、未だ合格には至っておりません。今回、定年を機に再度奮起をしてA級を目指そうと考えています。このブログは、今後再度自分のインドネシア語学習歴を振り返り少しでも皆さんの学習の手助けになればとの思いで立ち上げました。データが少し古いので、受験勉強に於いては常に最新情報をお使い下さい。但し、試験パターンは大きく変更されていないと思います。

先ずは、恥ずかしながらインドネシア語技能検定試験受験歴と点数を公表します。

受検回代表例         得点    合格点   結果    
1996年₌C級合格
37回2010年7月₌B級一次64点60点以上合格
37回2010年9月₌B級二次 75点75点以上合格
44回2014年1月₌A級(Best)56点57点不合格
53回2018年7月₌A級(Worst)34点66点不合格
B級合格・A級不合格点数

B級合格は、おおよそ10年前となります。当時は二回目のインドネシア駐在5年目、年2回の受験で10回目、帰国直前の合格となります。点数は、一次ギリギリ合格で、二次試験は勢いで一発合格しましたが、最低ラインで合格ということになります。
その後、データを見るとA級を9回受験していますが、Bestスコアは惜しくも1点差で一時不合格、Worstは、30点台です。受験タイミングから見てもA級Bestスコアから4年経って点数が大幅に下がっています。その後三度目の駐在で数回の受験を試みるも50点を上回ることは無く、戦意喪失した状態です。

ざっくりと見て、B級合格は60点以上、A級合格は70点以上が合格の目安、目標点になるかと思います。但し、毎回難易度が異なるようで平均点によって合格のボーダーラインは毎回大きく異なるようです。点数は読解・語彙・文法・作文・リスニングと5分野、各100点の合計点を5等分した点数となっておりました。よって、得意分野で点数を稼ぐことも可能ですが、中々そうもいかず総合力のレベルアップが必要と考えられます。

今考えますと、受験料もばかになりませんし、余り長丁場で勉強を続けるのも非常にしんどいかと思いますので、皆様には是非一発合格を目指して頂きたいと思います。
これから、このブログで私の勉強方法等をご紹介して参りますので、そのエッセンスのみを拾って頂き、お役立て頂けますと幸いです。

勉強のポイントは、如何に集中的に密度の濃い勉強をするか、中身以上にほぼ定形的に定まった問題形式を頭に刷り込むかが重要です。パターンを覚えることです。又英語と同じく語学ですので、考えても答えは出て来ません。わからないものは考えても分からないことを前提に、瞬間的・直観的に答えがあぶり出せるような繰り返し学習が必要となります。B級以上は、問題もインドネシア語となります。これもパターン化していますので、一読で質問内容が分かるようにしておきます。又、トリッキーな質問が増えて来ます。例えば、“同じ意味のモノを選ぶ・同じでないものを選ぶ”等、四択を読んでいるうちに何を探しているのか分からなくなるケースも多発しました。B級合格時は、試験の3か月前から毎日個人レッスンを行いました。先生は当時インドネシア大学の学生で、後日談ですが丁度夏休みの良いアルバイトになったとのことです。こちらとしては、仕事が終わってから半強制的に勉強をする体制を整えた訳で、最後の方はかなりクタクタで無意識に勉強している感じでした。ここでも自作の単語帳と過去問を使い、これらを何度も繰り返すのみ、正にパターンを身に付けることを行いました。又、試験の時間は限られていますのでこの時間に合わせた勉強時間を確保するのが良いでしょう。数回の受験では時間が足りず、途中で諦めるケースが発生しました。余りゆっくりと考えながら問題を解く時間はありませんので、規定の時間内は集中できる体制を準備する必要があります。

・短期集中で繰り返し、パターンを身に付ける
・毎日のライフワークとし、時間を決めて勉強

インドネシアに通算で約14年おりましたが、検定B級、A級に合格された方と出会う機会が御座いませんでした。無論、毎回聞いて回った訳では御座いませんが。昨今、ブログを見る機会が増え、このような体験談を公開されている方も多いようですが。よって、恥ずかしながら私の経験談を公開し、皆様の勉強の一助として頂ければ幸いです。

・その国に入らばその国の言葉を使う
 これはコミュニケーションの鉄則です

インドネシア語検定B級合格体験(二次試験)

インドネシア語検定B級合格体験(一次試験)別ブログ、に合わせて二次試験に付いても少し詳しく説明をさせて頂きます。

得点  合格点 結果  
37回B級一次(2010年7月)64点60点合格
37回B級二次(2010年9月)75点75点合格
B級合格時の一次・二次点数

おおよそ10年以上前となりますが、このような結果です。二次試験においては、得点と合格点が同じことから、合格最低点であったことが分かります。尚、二次試験に付いては、音読と質疑応答の二項目があり、各々得点率(%)が80・73となっております。計算方法が良く分かりませんが、得点が75点となっています。又、合格点は今回の合格点と記載されており、毎回受験者の得点分布から合格点は変わって来ます。

二次試験会場

現在、二次試験はインドネシア会場及び日本会場で行われていますが、当時は日本1カ所のみでした。よって、インドネシアで一次試験を受けて合格すると、二次試験は日本(東京)で受験しなければなりません。恐らく、二次試験の受験者が今に比べて非常に少なかったのでしょう。試験時間は約5分、この為にフライトを予約し一時帰国、最短でも一日二日は仕事を休まなければなりません。これで落ちたら余りに割が合わないとの思いがありました。これが一種モチベーションというか、何としても受からなければという思いに繋がり合格出来たのかも知れません。日程の都合がつかずに、一次合格で二次試験を諦めたという方のお話しを聞いた記憶も御座います。現在は両国で行わているのでこの必要はないものと思います。

一次試験から二次試験迄の間隔

試験の間隔は、約二か月となります。然しながら、一次の結果通知が二次試験の約3週間前となることから、結果を見てさて二次試験の勉強をという訳には行きません。又、当時は二次が日本(東京)のみなので、即日本へ行く準備をということになります。そして一時不合格通知を受け取った場合、あー残念となり勉強がストップします。そしてそのころには、次の試験が4か月後に迫っているといった繰り返しでした。

二次試験の様子(B級)

5分間の勝負です。順番待ちの後、番号順に部屋に呼ばれます。入室すると小さな机の奥にインドネシア人の試験官、サイドに日本人の書記?が座っていました。挨拶もそこそこに問題が配られます。

  • A4半分程度の紙にコピーされた、文章配布
    (恐らくインドネシア語新聞の切り抜き記事)
  • 黙読1分(1分経つとSTOPとなります。)ゆっくり読んでいると読み切らない
  • 音読1分(声を出して記事を読む)これは時間制限無しで終わるまで
    これも採点をしているとは思いませんでした
  • その後、記事に関連するインドネシア語の設問5題
    先に配られた文章は参照可能。但し、設問の記載は無し
  • 答えられずに、黙っていると時間制限で次の設問に
  • 設問5は、内容についてあなたの意見を述べよとなります
    長すぎず、短すぎずの回答が必要

配られた紙面を参照可能なので、これを見るも時間が無いので、答えを探せない。よってそこそこのところで回答として読み始めると、どうも回答が見当たらづ、かなりの長文を読んでしまう結果となりました。又、私はありませんでしたが、設問が聞き取れず、或いは理解できずに繰り返しをお願いすると、減点されるとか二回聞き直すとアウトとか色々な情報があります。
幸いにして、テーマがジャカルタの洪水(日常的なテーマ)であり、そこそこ内容を理解していたので何とか追従出来たと思います。
試験は、至って事務的。自己紹介や雑談は一切無しで、終わったら即退室となります。
たったの5分ですが、かなり疲れ果てた記憶があります。

結果は合格でした

試験後、インドネシアに戻り確か師走も近づいたころジャカルタに合格通知が届きました。待ちに待った結果ですが、漸く合格となりました。5年掛かりでB級を手にすることが出来た訳です。尚、二次試験にも細かな総評がありますのでご紹介します。
二次試験総評;(結果通知書から引用)
“音読は、丁寧で声も大きく明確に発音されており、文の区切りなども正確で全体的なバランスは良かったと思います。あいまいなe音や語尾のtやkもきれいに発音されていましたが、アクセントの位置が不正確な単語があった点が気になりました。アクセントは、後ろから2つ目の母音に来るのが基本です。たとえばPertolonganはgaにアクセントを置いて発音していましたが、正確にはloになります。Pelampungならpuでなくla、Jakartaならtaでなくkaという具合です。些細なことですが、アクセントの位置を正確にすることにより音読が格段によくなりますので、注意して下さい。
質疑応答は、ご自身でも気づかれたかと思いますが、うっかりミスと思われる不正解が1問と不完全な回答が1問あり、減点になりました。他の3問は全問正解で、自分の意見を述べる5問目は、言葉選び、内容共にとても良く満点でした。合格おめでとうございます。今後も様々な分野のインドネシア語をバランスよく学習して、語彙を増やす努力をすると良いでしょう。さらに上を目指して学習を続けて頂きたいと思います。”

二次試験対策

  • パターンを身に付ける。相手をおいて繰り返しの練習をする
  • 日ごろからインドネシア語の旬の記事を読み、テーマをアップデート
  • 単語力を含めた総合力の向上が必要

尚、A級の二次試験は、B級と大きくパターンは変わらないようですが、紙面の配布は無く再生音声を聞くのみとなるようです。こうなると五感を総動員して内容を理解する総合的な語学力と記憶力も必要となります。日本語でも同じパターンの試験をこなせる自信が有りません。よって私にとってA級二次合格には、更なる総合力の向上が必須です。かなりの労力を要するかと思います。
頑張って勉強していきましょう。

インドネシア語学習・年間計画の立て方

概要

本項では、題記“インドネシア語学習・年間計画の立て方”について思うところを整理して見たいと思います。内容は、A/B級受験を前提としましたが、無論C級の受験にもアレンジが可能だと思います。

A/B級試験は、年間二回(一次は1月と7月、二次は3月と9月)となります。本来一回の合格を目指すとすれば、半年の計画で充分ではと思われるでしょう。では、何故年間計画としたのか?これは私の経験からA/B級は中々一回での合格は難しいと感じるからです。皆さんには、是非一回で合格して頂きたいと思っていますが、一回落ちたからと言って落ち込まず、引き続き年間計画にそって学習を続け、次の回に挑戦する必要があります。私は、B級合格に5年(10回受験)を費やしました。受験料も馬鹿になりませんね。

年間計画のポイントは、頭の切り替えです。実は、年間二回の試験を受けるとなると、一次試験・結果発表・二次試験・結果発表と3-4か月を費やします。よって、これを年間二回繰り返すと、結構な時間を試験やらその結果を意識して悶々と時間を過ごすことになり、日常的な学習が手薄になってしまいます。

よって、日常習慣的に続ける内容とそれに加えた試験前対策をうまく組み合わせて頂きたいと考えます。

期間学習内容日常の学習
12月-翌年1月中一次試験前対策通年を通して実施していく
日常のルーティン
(1月一次試験)
1月中-3月初二次試験前対策ー::ー
(3月二次試験)
3月中-4月,5月通常学習ー::ー
6月-7月中 一次試験前対策
(7月一次試験)
7月中-9月初 二次試験前対策ー::ー
(9月二次試験)
9月中-10月,11月 通常学習ー::ー
年間学習計画のイメージ

試験前の対策(一次)

  • 一次試験一月前からは、過去問に集中する
    二年四回分で充分だと思います。先ずは、問題を良く読み、そのパターンを覚える。B級からは設問もインドネシア語となります。又、A級では往々にして設問自体に不明な単語が入って来ますので、漏れなく覚えてしまいましょう。
  • 答えも覚える迄繰り返す
    何回もやるうちに、答えも覚えてしまいますが、構わず進めましょう。但し、この際に自分なりの文法的なロジック、解釈を付けて覚えましょう。これにより、類似設問への瞬間的な対応が可能となって来ます。
  • 単語は無理に増やさず既出の単語を確実なものに
    新しい問題に挑戦すると、必ず分からない単語が出て来ます。試験直前は、無理に新たな単語は増やさず、既にピックアップした単語、又は上記過去問内の単語を完全に覚えるようにしましょう。
  • 試験時間を意識した実践的な学習を
    B級一次=90分、A級一次=100分です。これを一セッションとして毎日繰り返すと、時間的な感覚が身に付き実際の試験時に役立ちます。特に、冒頭の長文読解のスピードアップは欠かせません。但し、内容を充分に理解出来るようにすることが必須です。

試験前の対策(二次)

一次試験が終わると、約一か月強はその結果待ちの時間となります。私の場合、この間は中々気が落ち着かず、結果が出るまで二次の対策をする気持ちになれず悶々としながら待つだけとなっていました。然し、これが年間二回あると、一年の内、ほぼ三カ月(四分の一)を何もせずに過ごしてしまうことになります。よって、一次の結果を待つ間も、直ぐに二次試験の対策を進めましょう。

  • 二次対策もやはり過去問中心の反復練習を
    二年四回分、可能ならば三年六回分の二次試験問題を抽出、過去問題集にCDが付いていますのでこれを利用。可能ならば二次部分のみをPC等に取り出し、リピート再生出来るようにするのがベストです。
    分からなければ、過去問から文面を読解し、意味を覚えて且つ文章全体を暗記する位繰り返してみましょう。(A級の二次試験時は、文章はありません。)
  • 設問もきちんと聞き取れるように
    設問は一問一問聞き方が異なります。“正解を問う”設問、又“不正解を問う”設問もあり、毎回これを捉える必要があります。よって、設問の内容を瞬時に捉える、反射的な理解力が必要です。これは唯一繰り返しによって身に付くものだと思います。
  • 追加の教材は事前に準備しておきましょう
    余裕がある場合は、現地新聞 Kompas 等から一定のテーマを選び、見出しとリード部分及びMax一節を抜き取る。現地にいてプライベートのレッスン等を受けていれば、先生にお願いをして問題を作成して頂き、ビデオ等に録画・録音しこれを教材として利用します。これは結構時間が掛かるので、二次試験直前で無く、日常の学習の中で準備しておくと良いでしょう。

日常の学習

日常の学習に付いては、皆さん各々の状況によりレベルに合わせた学習を進められていると思います。日本にいるか、或いはインドネシア現地にいるか?独学か、クラスに通っているか、プライベートレッスンをお願いしているか等々個々に異なると思います。よって、ここでは毎日のルーティンに落とし込みたい項目を記述してみます。例えば、週一回から二回のレッスンを受けても、それだけでは不充分。先生はあくまでペースメーカーとして、分からない内容を確認するといったレベルで考えた方が良いでしょう。

  • 語彙(単語数)を増やす
  • 新聞の見出し(テーマ)とリード(前文)を読み込む
  • テレビ・動画からインドネシア語生音声を聞きこむ

これらを合わせて20-30分、毎日実施することが大切です。
これらのルーチン化で大切なことは、これらのインフラを整えて毎日簡単にアクセスできるように準備をしておくことです。昨今は、日本にいてもモバイル、ユーチューブ等を利用することにより、豊富な情報源にアクセスが出来ます。隙間時間に利用できるようにするところから始めましょう。

大切なこと

冒頭にも述べましたが、一度の受験で仮に落ちても諦めず、一喜一憂せずに淡々と日々のルーティンを繰り返して下さい。一回の受験は、一次二次を含め、日程が過密となります。よって個人的には一年、二回受験で合格を目指す程度のスパンが良いかと考えております。
言語能力はリニアには向上して行きません。自分の気が付かないうちにグーンと伸びるものだと思います。“継続は力なり”頑張って参りましょう。その他、“B級合格体験談”等、関連する記事を載せていますので、メニュー“インドネシア語講座”から必要な項目を選んで参考にして見て下さい。

インドネシアのことわざを学ぶ

インドネシア語を学ぶ上で“ことわざ・比喩・たとえ”などの言い回しは大変重要な要素となります。その中には日本人を含むアジア人の信条や考え方、又謙遜や人生に於ける戒めなども含まれ、その共通性には驚かされるものがあります。インドネシアのことわざは日本にもあり、またその逆もありと言うことで、その意味するところに至極納得するものであります。

特に現地のインドネシア語の新聞を読み解く上でも、“比喩・たとえ・又短縮形”などをその感性とともに的確に理解することが重要であります。我々は、日本の新聞の見出しから概ねその内容が何の話題に関するものかを理解しますが、そこに結論が示されていないケースも多く、それが逆に人々を引き付け、興味をもってその記事を講読することになります。全く同じケースがインドネシア語の場合でもあり、
“ことわざや比喩”、“たとえ”の理解が非常に重要な手掛かりとなるのです。

様々な書物やブログでも、あらゆる“ことわざ”が解説されており、これらも大変興味深く拝読させて頂いておりますが、ここに私が初期に感銘を受けた“インドネシアのことわざ10選”を個人的な理解と共にご紹介させて頂きます。

インドネシアの文化、生活、考え方等を身近に理解するに恰好の教材となるものばかりです。又、“ことわざ”はインドネシア語技能検定試験でも、ほぼ毎回その内容の理解を問う出題がされておりますので勉強をしておく必要が御座います。

尚、現地でも<KAMUS PERIBAHASA>と言った“ことわざ辞典”があり比較的安価に入手出来ますのでお勧めです。

インドネシアのことわざ10選

1. 井の中の蛙大海を知らず

Bagai katak dalam tempurung

2. 甘いものに蟻が付く

Ada gula ada semut

3. うまい話には裏がある

Ada udang di balik batu

4. 火のないところに煙は立たぬ

Tak ada api tanpa asap

5. 吠える犬は噛みつかぬ

Anjing menyalak tak akan mengigit

6. 泣きっ面に蜂

Sudah jatuh diimpit tangga

7. 犬猿の仲

Seperti anjing dengan kecing

8. 女心/男心と秋の空

Bagai air di daun talas

9. 実ほど頭を垂れる稲穂かな

Seprti padi, semakin berisi semakin merunduk

10. 棚から牡丹餅

Bagai mendapat durian runtuh

解説と所感

解説は、個人的な見解と思い入れも入っておりますので、訳と内容に付きましては再度辞書等でご確認されることをお勧め致します。個々人の理解がその最初のインプレッションと共に記憶にのこるものと考えております。

1.井の中の蛙大海を知らず
  Bagai katak dalam tempurung
・Bagaiには、~の如くとの意味があり、この様な使い方はことわざ表現に良く見 られます。Seperti~のようと同義に使われており、記載される本によって双方とも使われているケースがあります。
・katak=蛙であるが、日常的にはkodokが用いられるのだと思う。
私も、このことわざを知るまで、katakと言う表現は知りませんでした。
・dalam=中、或いは深く、と言う意味を持つ。
・tempurung=ヤシの実の内果皮(固い皮)
・日本語の井の中が、ヤシ殻の中と異なるが、意味は同じで
“自分のせまい知識や見方にとらわれて、ほかにもっともっと広い世界があるこ
とを知らないものをいう。”
・インドネシア語でこのことわざを始めて見た際には、ピンときて、あーなるほど
これは面白い言い回しをするものだと感心しました。確かにヤシ殻はインドネシア
ならばどこにでもあるもので、非常に身近に感じたものです。

2.甘いものに蟻が付く
  Ada gula ada semut
・Ada=ある。gula=砂糖。semut=蟻。
・砂糖が有れば蟻がいる。と直訳されます。人を蟻に例えているところも、正に
日本語と同じですね。
・“利益のあるところには人が寄ってくることをいう。”意味も同様です。
・「金の切れ目が縁の切れ目」これはある意味、逆説的なことわざかもしれません。

3.うまい話には裏がある
  Berudang di balik batu
・Berudang=udangはエビ(海老)で、Berを付けることにより“いる、ある”
との意味(動詞形)になります。
・di=どこどこに、balik batu=石の裏側
・直訳すると、“石の裏にはエビがいる。”となり、比喩的な表現そのものは日本語で
見当たりませんが、その意味は“裏に何かがある”であることから、うまい話には
何か裏があるとの意味合いになります。エビは貴重品、価値のあるものとして捉
えられていますが、どうやらそこには少しやっかみが含まれている気がします。

4.火のないところに煙は立たぬ
  Tak ada api tanpa asap
・Tak=否定形、ada=ある、api=火、tanpa=~無くして、asap=煙
・直訳で、“火のないところに煙は立たぬ。”となり、全く日本語と同意です。
・“いくらかでも事実がなければ、うわさは立たないということ。”
・その他同意でも色々な言い回しがあるようですが、火と煙は常にセットで
「切っても切れない関係」にあるようです。
Asap datang dari asalnya api / Kalau tak ada api,masakan ada asap
   

5.吠える犬は噛みつかず
   Anjing menyalak tak akan mengigit
・Anjing=犬、menyalak=吠える、tak=否定形、akan=未来形、
mengigit=吠える
・“口やかましいものは、恐れるに足らず。”の意。
・日本語とほぼ同意となっています。

6.泣きっ面に蜂
   Sudah jatuh diimpit tangga
・Sudah=過去形、jatuh=落ちる、diimpit=圧迫される、挟まれる、
tangga=梯子、階段
・“不幸が重なることの意。”で、表現は異なるが「梯子から落ちた上に、更に
梯子が落ちて来て下敷きになる」と重なる不幸を示しています。
・インドネシア語では、蜂に刺されたとは表現しないようです。

7.犬猿の仲
   Seperti anjing dengan kecing
・Seprti=のよう、anjing=犬、dengang=~と、kecing=猫
・“仲の悪い間柄を表す。”
・インドネシア語では犬と猫となるが、日本語でも犬と猿・又は犬と猫
と表現することもあるようです。
・逆に仲が良い動物は、何と何でしょう?分かりません。
尚、犬と猫でも仲の良いケースは普通にあるように思いますが。

8.女心/男心と秋の空
   Bagai air di daun talas
・Bagai=~のよう。air=水、daun=葉、talas=タロイモ
・「タロイモの葉の上の水の如し」が直訳となります。
タロイモの葉は、表面張力が強く、水をはじきます。はじかれた水は
どこに伝って落ちるかわからない。そこから、“常に変わりやすい状態。”を例
えたものです。
・女心として覚えていましたが、どうやら男心も同意で使われるようです。
(男女平等)です。

9. 実ほど頭を垂れる稲穂かな
  Seprti padi, semakin berisi semakin merunduk
・Seprti=~のよう、padi=稲、semakin=~するほどに、berisi=実る(中身が
入っている)、merunduk=頭を下げる
・“稲穂は、実ほど頭が低くさがるものだが、人間も得が高く、内に充実したもの
があるほど謙虚だということ。”
・日本語と同様の表現で、同意です。インドネシアでも同じ感覚なのですね。

10.棚から牡丹餅
   Bagai mendapat durian runtuh
・Bagai=~のよう、mendapat=手に入れる、durian=ドリアン(果物の王様)
runtuh=崩れ落ちる、墜落する
・“棚から牡丹餅が落ちて来るように、思いがけない幸運が転がり込むこと。”
・インドネシアでは果物の大様、ドリアンが上から落ちて来ると表現しています。
実際、高所からドリアンが高所から落ちてきたら、結構危ないとおもいますが。
ドリアンは、南国には沢山ありますが、やはり貴重な品だと思います。
  
以上、10選を上げましたがまだまだ面白い表現が多くあります。インドネシア語のみならず、インドネシアの文化を理解する上でも、ことわざの勉強は大変役立つと思います。尚、ことわざの理解は、インドネシア語検定試験の四択でほぼ毎回一問の出題があります。今回の10選は概ねC級レベルです。A-B級になると、更に理解が難しいものが
出題されますので、更に勉強を重ねて下さい。日本語との比較は非常に面白いですよ。

今回、下記の辞書にて意味や表現の確認を行いましたが、私の個人的な解釈にて記載していますので語釈している可能性もございます。勉強される際には、ご自身で辞書等を見て、自らの解釈を見つけて下さい。最初のインプレッションが大切です。

*新修ことわざ辞典(株式会社集英社);日本語訳で引用

*KAMUS PERIBAHASA; SARWONO PUSPOSAPUTRO著
発行;PT GRAMEDIA PUSTAKA UTAMA;インドネシア語参照
  

Reference material

インドネシア語数字の覚え方

1)数字の大切さ

語学を学ぶ上で数字を覚え、肌間隔で理解することは大変重要な要素であります。日本人にとって、例えば英語(英数字)ですが、これは英語教育に含まれることも去ることながら、コマーシャルベースであれ日常あらゆる機会にこれらに触れ、自然と身に付いてしまうのだと思います。特に1-10迄の英数字についてはほぼ確実にわかるものと思います。
数字の大切さは、
*日常生活のさまざまな活動とリンクします。
(買い物、カレンダー、時間、アポ取り)
*ビジネスのあらゆる局面で使います。
(値決め、交渉、経理、収支、その他諸々)
*生産工程での局面で使います。
(寸法、制度、評価、データの理解、その他)

2)インドネシア語の数字の特徴

*日本語は漢数字が「万」「億」「兆」と四桁ごとに変化。
英語は、「thousand」「million」「billion」「trillion」と
三桁ごとに変化します。
インドネシア語は?=> 英語と同じく三桁ごとに変化します。

言語 1,00010,000100,
000,000
1,000,
000,000
日本語千   万   億       10 億
英語thousandmillion 100 millionbillion
インドネシア語seribu
=1 ribu
sejuta
=1 juta
seratus juta
=100 juta
miliar
=1 miliar    
日本語/英語/インドネシア語の単位比較(例)

この様に、日本語の漢数字は四桁ごとに変化し、英語/インドネシア語の三桁ごとの変化とリンクしておらず、その置き換えの難易度が高いと考えられます。むしろ英語とインドネシア語は統一性があるので分かり易いでしょう。私の場合、インドネシアの 1 miliar (1 M) は、 日本語で10億ですが、金銭の話しの場合は、日本円の場合100で割って8掛け、大まかに言って、約1千万円弱(正確には8百万円)として記憶しています。
更なる詳細は後述しますので、後の項でご確認下さい。

*日本語表記        (例)10,000.00
 => インドネシア語表記 (例)10.000,00

見ずらいかと思いますが、カンマ「」とピリオド「. 」の使い方
が 逆になります。最初はかなり戸惑いますが、これは慣れるしか
ないと思います。
*小数点以下の言い方、扱い。“1/3“1/4”等、英語と同等の表現があります。これは日本語には無い表現ですね。
*百の位、千の位、等を省いて表現される場合が多いので、商品又は話の内容によってどの単位の話しをしているかを頭に置いておく必要があります。
 

3)お金の単位


Indonesia Rupiah (Rp. 又は IDR)/ 
日本円(Japanese Yen 又はJPY)
インドネシアの通貨単位は、「インドネシアルピア」です。対円の為替レートは、2021年12月現在で、1JPY≒128IDR となりますが、桁数でいうと約100倍、つまりルピアを円に換算するには、IDRの値を100で割る、「0」を二つ取って尚且つ約8掛けすることになります。為替レートは毎日変わりますが、日々の中でそんなに大きく変化することは稀でしょう。毎回この計算を頭のなかで行うのは非常に手間が掛かります。よってインドネシア語の数値を聞いたときにほぼ瞬間的に日本円でいくら位かが頭に浮かぶようになるまで、身体に馴染ませる必要があります。さもないと、その商品の価格が日本円比較で安いのか高いのかが判断出来ません。インドネシアは、往々にして物価が安いと思われがちですが、庶民が買い物をする市場と、外国人が生活する地域やショッピングモールではかなりの価格差があると考えた方が良いでしょう。
*1.000IDR = 約8円
*10.000IDR = 約80円
*100.000IDR = 約800円(赤いお札、紙幣の最高額)
となります。


4)数字の覚え方

*1-10を覚える

インドネシア語に限らず、1-10は各言語独特なものが有ります。特に初めて学ぶ言語においては、全く予備知識が無く難しいのですがここは手の指を折りながらでも暗記するしか覚える方法が有りません。お恥ずかしい話しですが、一時各指にマジックで下表の数字を書き込んで覚えた記憶がございます。

1satuサトゥ
2duaドウァ
3tigaティガ
4empatウンパット
5limaリマ
6enamウナム
7tujuhトゥジュ
8delapanドゥラパン
9sembilanスンビィラン
10sepuluhスプル
1-10 インドネシア語数字

参考までに、“0”は、nol 又は kosong (空、カラの意味)と言います。nol は場合によっては、聞き取り難いケースが有る為に、kosongを使うケースが有るのかと思います。

*11-20迄を覚える

10-20に関しては、英語teenが付くように、数字の後ろに[belas]が付きます。

11sebelasスブラス
12duabelas ドウァ ブラス
13tigabelas ティガ ブラス
14empatblas ウンパット ブラス
15limabelas リマ ブラス
16enambelas ウナム ブラス
17tujuhbelas トゥジュ ブラス
18delapanbelas ドゥラパン ブラス
19sembilanblas スンビィラン ブラス
20duapuluhドウァプル
10-20インドネシア語数字

*九九表を使って100以下の数字を完全なものにする

あらゆる数字の組み合わせに対応するのに、九九表(9*9Matrix)を利用することをお勧め致します。無論、全ての組み合わせは網羅出来ませんので、1-100迄の数字を全て口頭で順に繰り返すという手もありますが、あらかじめ数字が頭にはいっている九九を用いて練習すると、順不同の組み合わせの数字のバリエーションが身に付きます。
例)4kali6menjadi 24 (4*6=24)
というように、表からランダムに組み合わせを選びインドネシア語でいう練習を毎日5分繰り返してください。一週間程度でほぼ2桁までの数字がマスター出来ます。

1 2 3 4 5 6 7 8 9
2 4 6 8 1012141618
3 69121518212427
4 812162024283236
5 1015202530354045
6 1218243036424854
7 1421283542495663
8 1624324048566472
9 1827364554637281
9*9 Matrix

5)大きな数字を覚える

次に、100;1.000;10.000;1.000.000
と順に大きな数字の単位を覚えて行きます。先述の如くルールは英語と一緒です。日本語の漢数字とは単位が異なりますので注意を要します。

数字漢数字   Indonesia English
                            1 SatuOne
                          10SepuluhTen
                        100SeratusHundred
                      1,000SeribuThousand
                    10,000Sepuluh ribuTen Thousand
                  100,000十万Seratus ribuHundred Thousand
                1,000,000百万Satu jutaMilllion
              10,000,000千万Sepuluh jutaTen Million
            100,000,000一億Seratus jutaHundred Million
         1,000,000,000十億Satu miliarBillion
        10,000,000,000百億Sepuluh miliarTen Billion
      100,000,000,000千億Seratus miliarHundred Billion
  1,000,000,000,000一兆Satu triliunTrillion 
日本語・インドネシア語・英語の単位比較

特に、IndonesiaのmiliarとEnglishのmillion/billion の区別が付き難く注意を要するところです。私の場合も未だにここが聞き取れずに毎度、インドネシア語で言っているのか、英語で言っているのか聞き返してしまいます。

6)実践力を付ける

*さて、ここまで来ると後は、実践の中で感覚を養っていくことです。積極的に会話の中に数字を取り入れ、記憶の定着と体感的に数字の大きさを身に付けることが大切です。実践では日本円に換算してから判断する時間は有りません。
例えば、
25と言われた時に、これが25*1.000なのか、はたまた25*1.000.000なのかを体感的に理解できるようにしていきましょう。25ルピアと25.000ルピアでは1.000倍の違いがありますので要注意です。通常の会話では、全ての単位を言ってくれないケースが多いと感じています。

このようにして、順次数字を身に付けて行きましょう。数字はあらゆるコミュニケーションの基本となりますので。


 

最新インドネシア語小辞典


写真は、個人利用し使い古した旧版の題記辞書
表紙は、インドネシアにて張替済みです。

「最新インドネシア語小辞典(第1.5編)」編著者;佐々木重次氏

sanggar.in.coocan.jp/order/order.htm

インドネシア語を学ぶ上で、インドネシア語‐日本語の辞書は必須アイテムとなります。選択肢は色々とありますが、既に多くのブログやサイトにてご紹介されている、題記の辞書をお勧めさせて頂きます。

これも、語り尽くされておりますが、インドネシア語技能検定試験会場に行くと、ジャカルタ会場でも多くの受験者がこの辞書を手にしております。表紙が赤いので結構目立つのです。私も長年利用しておりますが、試験会場には持っていきません。
先ずは、長年A/B級の受験勉強として現地の新聞を読むのですが、分からない単語をこの辞書で引いて出てこなかった試しが無いのです。2-3センチの厚さ、この小振りな辞書がどうしてこんなに完璧なのだろうかと不思議になります。この一点だけでもこの辞書の凄さを物語っています。

インドネシア語の辞書を使う上では、その単語の原形(基語)を認識せねばなりません。インドネシア語では原形が、動詞化、形容詞化、名詞化等により変形します。そしてこの変形は、その原形となる基語のスペルによって、基語にまで変化を及ぼすのです。これには未だに悩まされますが、これが分からないと単語を見つけることが出来ません。これは、追って深入りしてまいりますが、この辞書に限ったことではありません。

この辞書の使い易さとして、

  • 実用上出てこない単語が無い
    前述の如く、現地新聞の分からない単語を引いても、おおよそ載っていないケースが無い。本当に驚きます。
  • コンパクトで持ち運びに便利
    サイズはA5判、A4判の半分、厚さは25mm程度。
  • 表紙に柔軟性があり手に馴染む。使い込むほどにめくり易くなる
  • 例文が実践的で、実際に必要なケースと合致することが多い
  • 版を重ねる度に厚くなるが、より実用的に進化する
    昨今、インドネシア語も特に外来語(英語)が増えて来ています。この様な外来語や汎用度の高い英語そのものが加えられている。

等々の特徴があります。昨年“第1.5編”が出版されたとのことで、更なるバージョンアップが期待出来ます。尚、この辞書は書店での販売は無く、Webからの直接注文となります。インドネシア語学習に当たっては、是非手元において頂きたい一冊としてお勧めさせて頂きます。