逞しくも愛すべき先生達との思いで(60歳の手習い)
経緯
インドネシアに赴任すると大抵の場合、まず一番にインドネシア語を勉強しないとということになるでしょう。前任からの紹介、又はそれぞれの会社に専属の先生がいるケース、又は自分で探す等様々だと思います。そしてめぐり合ったこの最初の先生が、インドネシア語を学ぶ上で非常に大きな影響をもたらすものだと思います。そこで、私の個人的な経験を知って頂き、その一助として頂ければ幸いです。60歳を超えて、若者から何かを学ぶ、これは何とも新鮮で気持ちが高まる大切な時間です。
思えば長い道のりです
思えば90年代の初めから昨年末までおおよそ30年間に渡り、様々な多くの先生方からインドネシア語を学び、時にそのネットワークが思わぬことに仕事にも関連する出会いを生んだりと、その思い出は語りつくせないほどに御座います。先ずはプライベートレッスン、又先生を決めるに当たって大切なポイント(インドネシア語勉強のポイントも含む)を記してから思い出話しに行きたいと思います。私は、92年から数次に渡りインドネシアに駐在、合計でほぼ14年、昨年末に定年となり帰国しました。インドネシア語技能検定試験は、10年前にB級合格後、昨年までA級に挑むも合格出来ず、現在に至ります。関連ブログにもその経験談を載せていますのでご参照下さい。
(重要)個人レッスン受講・勉強のポイント
- 勉強日程、スケジュールを決めたら、絶対に変更・キャンセルはしない
- 事前に達成目標と学習内容・ペースを決め計画を立てる
- 対面学習はペースメーカーとし毎日最低30分程度の学習時間を取る
- 可能ならば二人以上の先生を付ける
- 先生はインドネシア語が綺麗であること
- 仕事を含む一日の出来事、又は話したいこと、言えなかったことをインドネシア語の文章又は単語に落とし込み、これを覚える=>そして翌日に使ってみる
- 不明の単語を記載(独自の単語帳)に記し、毎週レビューする
- 覚えた文章は、なるべく知らない人(初めての人)に使ってみる(駐在の場合)
私の場合、これらが出来ずのほほんと成り行きまかせで勉強、まただんだんと気持ちが入らなくなり最後の方は実効性が無くなり慢性化・惰性化してしまったんだと思っています。皆さんには、短期決戦でレベル向上を図って頂きたいと思う次第です。
日本ファンの多いインドネシア(日本語学習熱)
非常に有難いことで、インドネシアは大変日本びいきな国です。大変にうれしいことです。これは昨今いや随分むかしからだと思いますが、歴史的背景、経済的な繋がりそして昨今のアニメブームも大きく影響しているでしょう。“世界の日本語学習者ランキング”を見ても、一位中国の約100万人に次ぎ第二位約70万人となっています。無論、人口比率を考えると韓国もかなり多いのですが。
| 中国 | 約100万人 |
| インドネシア | 約71万人 |
| 韓国 | 約53万人 |
| オーストラリア | 約41万人 |
| タイ | 約18万人 |
このデータからもインドネシアの日本語学習に対する裾野の広さがわかるように、素晴らしい日本語の使い手と数多く出会いました。然しながら、インドネシア在留日本人が二万人を切ることから、インドネシアの先生は、インドネシア人に日本語を教えるケースが多く、日本人にインドネシア語を教えるケースは圧倒的に少ないのだと思います。そもそも我々日本人は、インドネシア語を習いたい訳で先生が日本語が上手い必要は無いのではないか?と考えております。基本的に言語能力、伝達コミュニケーション能力と教える能力は別物と考えています。いかに秩序だったインドネシア語文法を理解しているかが先生の条件となるのでしょう。この様に各々の先生は異なる得意分野、そして異なる文化圏、場合によっては宗教も異なるケースが多く、これらを理解し、リスペクトして接することが大切です。正に“インドネシア人は皆先生”と考え、学べる事は全て吸収していくことです。
駐在初期のコミュニケーション
先ず、駐在初期のコミュニケーションは、
1) ドライバー(多くの場合、固定、専属のケースが多い)
2) ハウスキーパー(昨今はサービスアパート等でコミュニケーションは少ない)
3) 勤め先の現地の方(昨今は英語、日本語のコミュニケーションも多い)
となるケースが多いでしょう。当初から、彼らは我々日本人、それも新たにインドネシアに赴任した日本人に対し非常に親切です。そして、無論会社内での上司部下、或いはその反対もありますが、我々が片言で何を言おうとしているのか、その拙いインドネシア語を理解しようと耳を傾け、大変な努力をしてくれます。有難い限りですが、その努力が我々の間違ったインドネシア語を語彙変換して、仮に間違っていても理解してしまうのです。そしてこれが一度通じてしまうと、修正が効かずそのままとなります。後に、世間に出て初めて接する人とコミュニケーションした時に、全く通じないという現象が起き、驚くと共に恥ずかしい思いをすることも多々あります。故に、もし駐在しておれば表に出て、多くの人とコミュニケーションを取り、言葉をキャリブレーションしていくことが大切だろうと思います。
今も現役、大切なインドネシア語先生ネットワーク
先に述べた如く、先生も各々バックグラウンドが異なり話し方も違います。これは良い悪いではなく、個性としてリスペクトすることが大切です。私の場合は複数の先生から習うという手法をとりました。ほとんど趣味の世界ですが、その方がバランス的に良いのだろうと考えました。それぞれの先生に必ず得意分野がある訳ですから、その上少なからず日本語を学んだ経験、日本への留学経験、日本企業での勤務、通訳等、日本語に関する様々な経験をお持ちです。コストは掛かりました、又成果については少々?です。然し、ここから結構広範囲のネットワークが生まれそれが未だに繋がっているのです。
愛しくも逞しい先生達
私がインドネシア語を教わった先生方は、ほぼ10人位になります。コロナ禍となる前は、2016年から2019年間も、三人の先生がおり週三コマで学習をしていました。それぞれの個人名は上げられませんが、個々にご紹介して行きたいと思います。長くなりますので、後ほど別ブログにて、、、
